わが祖国中国の悲惨な現実

中国を外から見ると傲慢な国で、中国民も、日本の商店を襲ったりしてとんでもない人たちというのが大方の日本人の印象だと思います。

題名からわかるように著者は中国出身で現在日本に帰化しています。
著者は1987年に日本に来て、蒋介石と国民党に対する評価が、中国で学んだことと正反対なのに気づき、深く調べれば調べるほど、中国政府の教えていたことが真っ赤な嘘であることに気づいたのである。

さらに、国を離れてから1990年代以降の急速な経済発展に対して、拝金主義による腐敗がはびこり、輝かしい発展とともに、大きな闇ができ、現在の中国人は、「誰が自分に中国に生まれよと言ったのか」といわれるほどの不条理に悩んでいる。

・中国の高級幹部の半分以上は賄賂や横領により私腹を肥やしており、それがばれると海外逃亡をはかっている。海外に不正に持ち出された金額は、海外企業の中国への投資額と同等程度(数兆円)になったときもある。
・都市部や海外企業を誘致するために土地開発を行うと膨大な利益を得ることができ、地方の幹部は住民を不正な方法で立ち退かせ、武装警察による暴力を使ったり、立ち退き料をピンはねして半分以下しか住民に渡したりしない。
・司法権の独立は無いため、裁判所に訴えても勝ち目は無く、中央政府への窓口もあるが、その入り口に続く一本道に地方の役員が派遣した地方の私服警官が見張っていて、地方から訴訟にきた人を拘束し地元の監獄に投獄することも珍しくない。
・そのため、役人に不正を行われた住人は自殺するか、役人を巻き添えに爆死するかする事件が多発している。
・昔の日本と同じで教育が出世の近道と考えられているが、教育にも金儲け主義がはびこり、学校で使用する体操服、楽器、文房具など全て指定で、学校に業者からキックバックが入るようになっている。
・学費が高いので、企業を解雇され学費を払えないことを恥じた親や、親に多大な学費を負担してもらっている子供が自殺することも珍しくない。
・医薬も儲け第一主義で、救急患者でもお金が無いと診療を受けさせてもらえず、入院患者でも支払いが滞ると病院を追い出され、医薬品の認可は賄賂で決まり、製造プロセスも安価な工業悪品を使い、その薬を服用した患者に死者が出ることもある。
・環境は汚染され、公害病と見られるがん患者が増えている

著者は、上記のような悲惨な真実に中国が早く気づいて、立ち直り、他国の人から、なぜ自分は中国に生まれることができなかったのか、といわれるようになってほしいとの考えからこの本を著したとのことである。






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本当は恐ろしいアメリカの真実

著者は、アメリカとカナダを行き来するジャーナリストでワシントン大学で教鞭もとる。

アメリカのオバマが大統領に就任し、地球環境対策に背を向けていた会われたブッシュ大統領の8年間として環境関係に力を入れ、グリーンディール政策を推進しようとしている。

また、ブッシュ時代は、チェイニーなど、利権団体からの天下りや人材登用が盛んであった。薬の安全性を取り締まるFDAの検査官に製薬会社の弁護士を採用したり、狂牛病を取り締まる農務省の役人に精肉産業の出身者をあてたり、環境保護に石油開発会社の出身者を採用していた。オバマは真っ先にホワイトハウスの大掃除をしなければならなかった。

イラク戦争は、平和な田舎のアメリカ人の若者の生活を変えてしまった。

徴兵制を廃止したアメリカは、兄弟が多くて大学へ行く学費が無い田舎の若者やマイノリティの若者を手当てや大学進学で軍隊に誘っている。イラク戦争が無ければ、それで生活が豊かになっただろうが、派兵により何万人もの人が人生を変えることになった。アメリカ本国では、戦争による死や殺人もテイクアウトという表現に言い換えられ、民間人の死者も付随的損害、敵に対する拷問も強化的尋問技術と抽象的な表現に変えられている。

しかし、戦場へ送られた若者が見るものは、パトロールで頭を打ちぬかれた死体であり飛び散った脳みそなのである。

天下り、排他的な愛国主義、人種差別、極端な宗教、抗ウツ剤の蔓延、ウォルマート、堕落したニュース・メディア、洗脳ドラマ。夢と希望の国アメリカの現実は落とし穴だらけ!オバマを邪魔する人々、アメリカを蝕む人々。市場原理主義が招いた荒廃と迷走のアメリカ。こんな新自由主義を真似てはいけない!。





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壊れていくアメリカ

ある高校教師は、生徒にストリートでの落書きの仕方を教えている。一般的なロースクールでは、自らの個人的な体験をもとにして法的判断を下すやり方が主流になっている。スミソニアン国立自然史博物館の、ライオン一家が水辺でくつろぐ光景のジオラマの横には、一時「性差別主義が見られます」という博物館が用意した注意書きが添えられていた。
 アメリカ社会は今、まちがいなく奇妙にゆがんでいる。俊英女性社会学者である著者は、その原因を、「社会を支配するエリートたちが、ある奇妙なイデオロギーをこぞって信奉しているからだ」と分析している。その奇妙なイデオロギーとは、ひとことでいうと「幼稚で過剰な多文化主義」であり、日本人には想像もつかない愚かな理想といえよう。

と紹介されています。確かにアメリカは、黒人や先住民などの少数民族の保護が過剰で、大学の入学枠や公務員の採用枠に特別枠が設けられていたり、同じ成績であれば、少数民族が採用されたりと白人にとっては大変住みにくい社会になっていると聞きますが、そのような背景に、「幼稚で過剰な多文化主義」があり、政治や学問、有名なスミソニアンの展示まで、その影響を受けているとは、読んでいて本当かな?作者の不満を表しているだけなのではないのか?など、読んでいて、本当にそんなことがあるのかと、思うようなことがたくさん書かれていました。






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武田先生のいただけない議論展開

武田先生の本の問題提起は何かと反対意見を言えない雰囲気にある環境問題に対する姿勢としては立派だと思いますが、著書の中では強引な議論を展開しているような印象を時々受けました。

 ペットボトルのリサイクルについて武田先生は、平成5年はペットボトルの販売量は12万トンであったが、平成16年は50万トンとうなぎのぼりに増えたが、これは、分別回収量が増えた結果としている。これは、分別回収が増えたためではなく、小容量のペットボトルの販売を開始したためである。小容量のペットボトルはごみの増加になるから販売を自粛していたのが、リサイクルを条件に解禁となった。武田先生はこのことを良く知っているのに、リサイクルを批判するために、わざと小容量のペットボトルの販売を読者に隠して、リサイクルを開始したためにペットボトルの販売量が増えたとしている。これは武田先生が批判しているマスコミの環境報道と同じことになると思われます。

 また、ペットボトルのリサイクルのためには、その重量の3.5倍の石油を使うといっておきながら、「ペットボトルをリサイクルすることで資源を7倍使っている」という見出しで、下記グラフとあわせて、平成5年はペットボトルの生産に24万トンの石油を使ったが、平成16年はペットボトルの生産と廃棄とリサイクル合計で200万トンの石油を使ったということで、ペットボトルの販売量の急増があり、本来比べられない条件であるにもかかわらず、もっともらしい計算をしてリサイクルをするようになり、石油の消費量は7倍に増えたとしている。

 そして、これだけ数値がはっきりとしているので、リサイクルは環境に対して逆効果と言い切っている。

 また、以下の条件からペットボトルを5回使って捨てるのがリサイクルよりも節約になるとしています。
 ペットボトルの重さは40g
1.ペットボトルを作るのに石油が80gかかる。
2.ペットボトルをごみとして処分するのに石油が16gかかる。
3.ペットボトルをリサイクルする過程に石油が240gかかる。
4.リサイクルしたペットボトルを整形するのにのに石油が140gかかる。

ペットボトルを1回使って捨てる場合:80+16=96gの石油がかかる。⇒96g/1回
ペットボトルをリサイクルして捨てる場合:80+16+240+140=476gの石油がかかる。⇒238g/回
 ペットボトルを5回使って捨てる場合:80+16=96gの石油がかかる。⇒19.2g/回
 
として、5回使って捨てるのが良いとしている。1回購入した後は、自分で沸かしたお茶を冷まして使うとしている。リサイクルしたり新品のペットボトルは飲料を工場から店舗に運ぶために使うのであるが、それと、沸かしたお茶を入れるのと同等と言えるのか疑問である。

ペットボトルのリサイクル






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地球は温暖化しているか?

有名な武田先生の本に掲載された図では、1880年の14.6℃から100年後の1980年では15.2℃まで、100年間で0.6℃平均気温が上昇しています。武田先生は、この図に書かれたもう一本の太陽風のグラフとあわせてみると相関がありそうである。初期のころは、平均気温の上昇は温暖化ガスによるものと太陽光によるものの両説があったとしています。

平均気温の上昇小

一方、大気中のCO2濃度の経時変化については、電中研の佐藤氏が監修された本に掲載されている図では以下のようになっています。武田先生の本には、このグラフは掲載されていませんが上のグラフの平均気温は1940年からの30年間は気温が低下しているがその間も二酸化炭素の上昇はペースが変わらず増加しているので、温暖化と二酸化炭素をダイレクトに結びつけて考えるのは無理があるが新聞やテレビでは二酸化炭素が温暖化を引き起こすような報道をしており、日本の報道は偏った報道をしているとされています。

大気中二酸化炭素濃度小

私は、平均気温のグラフと二酸化炭素のグラフを比較すると必ずしも正の相関が得られるわけではなさそうだと思います。機会があれば両者のグラフを読み取って作成してみたいと思います。

また、地球は実は氷河期へ向かっているという説もあります。これについては、以下のグラフをご紹介します。
何億年ものサイクルで見ると地球は冷えていく方向にありそうです。
地球の気温

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今年の猛暑はエルニーニョによるものだそうです。

今年の猛暑は以下の記事によりますとエルニーニョによるものだそうです。
地球温暖化の影響と思っている方も多いでしょうが、どうも違うようです。

日経新聞記事より

記録的なこの夏の猛暑について、気象庁は3日、異常気象分析検討会(会長・木本昌秀東大教授)を開き、春に終息したエルニーニョ現象と夏に発生したラニーニャ現象の相乗作用が一因とする検討結果を発表した。移行がスムーズで、双方の影響を同時に受けた可能性があるという。今後1週間は35度以上の「猛暑日」となる地域がまだある見込みで、同庁は注意を呼びかけている。エルニーニョはペルー沖の赤道付近の海面水温が高くなる現象で、ラニーニャはその逆。

 同庁によると、エルニーニョは熱帯全体の大気を暖める効果があり、その熱が終息後数カ月かけて日本を含む中緯度帯まで広がる。逆にラニーニャのときは亜熱帯から中緯度帯で対流活動が活発となり大気を暖める。この2つの影響が相まって日本付近に猛暑をもたらしたとみられるという。



日経新聞記事

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ムーミン815

Author:ムーミン815
ようこそ、ムーミンブログヘ

1960年代生まれメタボ系です。ダイエットや精神健康のために腰振り体操、整体体操、気功をやってます。ブログでは、興味のある漫画や本をとりあげています。最近は環境問題に関しても書いています。図表の採用で問題がありましたらコメントください。削除いたします。

写真は20年以上前にボーイスカウトのリーダをやっていたときのものです。今より20kg以上痩せてました。

ヤフーの知恵袋で地球温暖化のカテゴリーマスターをしています。

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