沈まぬ太陽

山崎豊子が日航をモデルにした小説です。

アフリカ編、御巣鷹山編、会長室編と3部からなっています。先日、御巣鷹山の記事があり、ブログに取上げていたかと思いましたが、無かったので以下にご紹介します。

最初のアフリカ編は、政治家がすごく権力をもっており、進学や就職や、国鉄(JR)の駅や、空港建設など、政治家の意のままになっていた時代に、政治家の横槍を受け入れる日航の体質に反旗を翻し、組合の役員としてストを決行したことで日航の便が無い国に10年も飛ばされた話です。

真ん中の御巣鷹山編は、有名な日航機の墜落事故で、誠意のある対応をせずに賠償金を抑えようとする会社に対して、遺族の側にたった真摯な対応をする主人公の話です。

会長室編は、傾いた日航を立て直すために関西といっても、京セラの稲盛会長ではなく、その前のときの話で、繊維メーカーの会長を日航に迎え、御巣鷹山の最後の賠償金交渉が済めば退職予定だった主人公を、新しく来た会長が会社の建て直しを一緒にやってくれないかという強い願いにより、愛社精神から会社を立て直す話です。

当時のバブル経済で、関連のホテル日航を地方都市にもバンバン建設してバブルで大赤字を出しているのに、赤字を関連会社に飛ばして経理操作をしたり、政治家の裏金つくりのためにチケットショップで換金するなどのウミを出し切ります。

しかし、このように建て直しをしても、親方日の丸、公務員体質は抜けきれず、再度、関西の稲盛会長の登場となりました。ちょうど映画ができたのも、日航の政治力が衰えたタイミングです。

山崎豊子が週刊誌にこの小説を連載中は、日航もこの小説を機内にそろえることはしませんでした。









スポンサーサイト
プロフィール

ムーミン815

Author:ムーミン815
ようこそ、ムーミンブログヘ

1960年代生まれメタボ系です。ダイエットや精神健康のために腰振り体操、整体体操、気功をやってます。ブログでは、興味のある漫画や本をとりあげています。最近は環境問題に関しても書いています。図表の採用で問題がありましたらコメントください。削除いたします。

写真は20年以上前にボーイスカウトのリーダをやっていたときのものです。今より20kg以上痩せてました。

ヤフーの知恵袋で地球温暖化のカテゴリーマスターをしています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード