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地球の気温の変化と氷河期について

地球環境問題について興味があるので、図書館で時々本を借りて読んでいます。
今回、地球環境科学という本で、氷河期について面白い内容があったのでご紹介します。



以下のグラフは地球の平均気温地球誕生時の46億年前から現在までを示したものです。
現在は地質年代で新生代の第四紀になります。
このグラフでからわかるように現在は寒冷な時代で氷河期の後半であることが理解できます。

地球の温暖化と降水量

以下の図は、第四紀の前半の温暖な非氷期から、後半の氷期・間氷期、及び、現在(後氷期)の北半球各緯度における海水温の変化を示したものです。このグラフは生物の化石の分布から推定したもので例えばさんご礁の必要な最低水温20℃と、温暖な非氷期と氷期の化石の分布から推定したものです。これによると非氷期と氷期とでは緯度で30度も分布が異なっています。
このグラフで気づくことは、熱帯域の温度変化は小さく、緯度が高くなるほど変化が大きくなっていることと、非氷期では北極でも平均気温が5℃以上になることです。
地球上の水の97.25%は海水で、次に多いのが2%の氷河です。この氷河が地球全体が暖かくなって全て溶けて海に流れ込んだとすると海水は約2%増えます。海の平均水深は3800mなので、たった2%増えたとしても平均水深は760mもアップすることになります。

Wiki 水循環
Wiki 海

氷河期

以下のグラフで、海水面の変化に注目していただきますと、現在の水準よりも最高250m高いということになります。地球の海水面の変化について非常に大きなことがこれより実感できます。

二酸化炭素と海水面の変化 本番

海水面よりも大きな変動をもたらす、地球の気候変動の原因として、紹介する本では以下の8つの説を紹介しています。

1.宇宙塵反射率説

太陽系は一定のところをぐるぐる回っているわけではなく、広い宇宙空間を運行しています。宇宙塵農奴が高い空間を通過すると太陽から地球への日射量が減少するので氷河時代になるという説です。最初のグラフの始生代や原生代の起こった氷河期の原因としてはこれにより説明できますが、現在の第四紀に起こった短い周期の氷河期については説明できません。

2.地球公転軌道変動説

ミラノコビッチ(Milankovitch)説とも言われるもので、第四紀の氷河期の説明として有力視されています。
太陽活動が一定と仮定すると、地球が太陽から受ける熱の総量は、太陽光の入射角および太陽と地球の間の距離の変化に依存します。地軸の傾き(現在23.5度)の変化周期4万年、地球の公転軌道(楕円)の離芯変化周期9.3万年、太陽と月の引力による地軸の歳差運動周期2.2万年の合成周期により決定される。
これにより導かれるサイクルと、15万年前のリス氷期、3万円前のウルム氷期、さらに、温暖化時期である、20万年前、10万年前、及び、1万年前から現在までの間氷期に一致しています。また、深海堆積物中の酸素同位体分析もこの説を裏付けています。

3.太陽放射熱量変動説

有名な武田先生の地球温暖化はなぜ嘘がまかり通るのかで紹介されています。武田先生も紹介しているように、1940年から1960年代の低温化時期は、太陽活動が低下していた時期です。また、江戸時代末期に多発した飢饉のときも太陽の活動が低下していたと見られています。しかし、太陽放射熱の観測は始まったばかりなので変動の詳細は不明です。

4.大気組成変化説

今、問題視されている二酸化炭素等の温暖化ガスの増減により地球の平均気温は変化するという説です。
南極の氷から二酸化炭素濃度を調べると、氷河期は250ppm以下で、間氷期は280ppmなので二酸化炭素濃度と地球の気温は一定の対応があるというデータがあります。しかし、産業革命以降、南極での観測以上100ppm近く二酸化炭素濃度が上昇しているにもかかわらず、いまだ間氷期のように何度も温暖化する影響が見られない理由も不明です。

5.火山噴出物説

大規模な火山の爆発があると、その噴煙の影響は広範囲にわたり、最近では、欧州や東南アジアの空港へしばらく飛行機が飛ばなくなったことは記憶に新しいと思います。そのようなときでも火山灰は2,3年間大気中を浮遊し太陽光をさえぎるため日射量は減少します。大規模な火山の噴火や、そのような噴火が連続して起こったときは世界的な気温の低下が引起されます。

6.海陸の地理的分布説

極地域に大量の氷を蓄積させる大陸が分布していた二畳紀の氷河時代はこの説でも説明できます。また、恐竜が生きていた中生代に大規模な氷河が発達しなかったのは赤道付近に海流循環の障害となるほどの陸地が発達しなかったためとも考えられます。
しかし、現在の大陸分布となった第四期の氷河期は説明できません。

7.海流大循環説

世界の気候分布は海流の大循環に影響されている。この海流の循環が変われば、デイ・アフター・トゥモローという映画のように氷河期が始まる可能性がある。ある仮説によると、氷期は大西洋と北極海の海水循環によって始まるとされている。現在、大西洋の暖かい海水と冷たい北極海の海水とは年間を通じて混合していない。そのため、北極海は年間の大部分を通じて凍結している。しかし、この浅い海域に大西洋の暖かい海流が流れ込むと、北極海の氷は溶け、極地に大量の雪を降らせ、大陸氷河が成長し、氷河は太陽光を反射させ気温は低下していくというものです。

8.南極氷床の海洋への滑り込み説

南極大陸は平均2000mくらいの厚さの氷で覆われています。この巨大な氷が基底部の水が融解することにより南氷洋に滑り込んだ場合、この氷床が太陽光を反射させることにより地球を寒冷化させるというものです。

この本の共著者の一人で、この章を執筆された茨城大学(執筆時)大嶋先生は、気候が温暖化すると豊作になり、寒冷化すると不作や生産活動の低下で世情が不安定になる。「気候温暖化は望ましい環境条件であって、心配されるような悲惨な環境でないことは確かである。それなのに、温暖化を悪と決め付けて、環境に対する科学的な影響評価もせずに、ヒステリックに騒ぎ立てる風潮にこそ問題があるのではなかろうか。」と述べてます。







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ジャンル : 本・雑誌

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おいおい掛け算出来てる?

3800mの2%は760m?
恥ずかしいから早く修正しなさい

それから、温暖化ではなくて気候変動でその実態は、対流の激化です。単純に温度が上がることだけなら問題はありません。

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プロフィール

ムーミン815

Author:ムーミン815
ようこそ、ムーミンブログヘ

1960年代生まれメタボ系です。ダイエットや精神健康のために腰振り体操、整体体操、気功をやってます。ブログでは、興味のある漫画や本をとりあげています。最近は環境問題に関しても書いています。図表の採用で問題がありましたらコメントください。削除いたします。

写真は20年以上前にボーイスカウトのリーダをやっていたときのものです。今より20kg以上痩せてました。

ヤフーの知恵袋で地球温暖化のカテゴリーマスターをしています。

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