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千年前の人類を襲った大温暖化

 西暦1000年頃のヨーロッパは過去数千年の平均から0.5~2度ほど平均気温が高い温暖化の最中でした。
 
 温暖で湿潤な気候が何百年も続いたため、フランス・ドイツの北部でも農作物の収益が上がり人口爆発を生んだ。今も残るゴシックの大聖堂は当時の繁栄の証拠である。また、北の海も温暖化によって航海が容易となり、スカンジナビアの冒険者たちはグリーンランドの植民地を経営し、また北極圏の住人イヌイットと交渉をもった。さらにはアメリカ大陸に到達してその痕跡を残しました。

 この温暖化の原因は、現在でも注目されているエルニーニョ・ラニーニャ現象や、太平洋上を揺れ動く気圧変動などのダイポール現象が、この時代にも発生していたようです。

 ヨーロッパの繁栄とは別に、南北アメリカ、アジアでは旱魃が起こり文明の崩壊が起こっていました。
 
 北アメリカ大陸では、大旱魃(かんばつ)が発生した。カリフォルニアを襲った旱魃は木の実や野草、野生動物が減少した。そこに居住していたチュマッシュ族は、それ以前の豊穣な時代に増えた人口を抱えた各部族は、少ない食糧資源を巡って、多くの戦争が勃発しました。
 
 中米のマヤ文明は、それ以前の豊穣な時代に栄え、人口が800から1000万人に達していました。旱魃が襲ったときには、利用できる土地は既に農地として開発済であり、新たな農地を開発する余地が無く、農地の収穫の低下が続くと、膨大な人口をかかえる文明の維持に深刻な事態をもたらす状況にありました。マヤ文明を襲った大旱魃は深刻な飢餓をもたらし文明を崩壊させたのでした。

 プレインカ文明として、南米のボリビアのチチカカ湖周辺に発達したティワナコも同様でした。長引く旱魃は降雨量を何割も減少させチチカカ湖の水位を現在の水位から15m近くも低下し高度な農業技術を有していたティワナクでも対応はできませんでした。

 この本は、今注目されている地球温暖化問題を考察する上で参考になるでしょう。


 
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テーマ : オススメの本
ジャンル : 本・雑誌

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ムーミン815

Author:ムーミン815
ようこそ、ムーミンブログヘ

1960年代生まれメタボ系です。ダイエットや精神健康のために腰振り体操、整体体操、気功をやってます。ブログでは、興味のある漫画や本をとりあげています。最近は環境問題に関しても書いています。図表の採用で問題がありましたらコメントください。削除いたします。

写真は20年以上前にボーイスカウトのリーダをやっていたときのものです。今より20kg以上痩せてました。

ヤフーの知恵袋で地球温暖化のカテゴリーマスターをしています。

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